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Text File  |  1996-04-12  |  23KB  |  454 lines

  1. ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ MacPPP2.0.1.J について (96/03/31) ☆☆☆☆☆☆☆☆
  2. MacPPP2.0.1.JはオリジナルのMacPPP2.0.1ソースを基に日本語化や機能追加
  3. を行ったフリーウェアーです。
  4.  
  5. ☆ オリジナル版に対して追加されている主要な機能 と特徴☆
  6. 1  アイコン、ダイアログのカラー化。メッセージやメニューの日本語化
  7. 2  ビジーのとき代替電話番号として4個までの番号を順次ダイアル
  8. 3  モデムコマンドやリターンコードおよびコネクトメッセージを表示
  9. 4  接続時間の秒表示
  10. 5  自動切断までのカウントダウン秒表示
  11. 6  発信規制付モデムに対応、ビジー扱いとし代替番号に電話する
  12. 7  リダイアルの間隔と回数を指定可能
  13. 8  転送データの実効速度の表示
  14. 9  モデムを接続しない、「直結」接続のサポート
  15. 10 Microsoft WindowsNT 3.5 の RAS サーバーを相手にしたコールバック接続
  16. 11 チャイム音による接続完了通知
  17. 12 OpenTransportへの対応
  18.  
  19. ☆ 今回のバージョンは 2.0.1.J6.5 です、主な修正内容は以下の通り☆
  20. 1. 「スピードメータ」にピーク表示を加えた
  21. 2. 「スピードメータ」の目盛を2段階にした
  22. 3. RASのコールバックの「電話番号指定」のオプションもサポートした
  23. 4. RASのコールバックオプションが増えたので新たにダイアログを追加した
  24. 5. RASのコールバックで、コールバックまでのディレイ時間を指定可能にした
  25. 6. OpenTransport1.1で問題となっていた再接続を可能にした 
  26.  
  27. 注意:プリファレンスファイルがバージョンアップしています。
  28. オリジナルのプリファレンスファイルのフォーマットと異なっています。
  29. インストールするには、
  30. 1 古い"PPP Preferences"を捨てる。
  31. 2 "Config PPP"と"PPP"をそれぞれコントロールパネルフォルダーと
  32.   拡張機能フォルダーに入れる。(またはシステムフォルダーにドロップ)。
  33. 以前の設定は無効となってしまいますので注意してください。
  34.  
  35. ☆ 著作権その他について☆
  36. (c) 1993 by Merit Network, Inc. and The Regents of the University of Michigan.
  37. MacPPP was developed at, and is copyrighted by, the Merit Network, Inc. and 
  38. the University of Michigan. Merit and the University of Michigan grant an 
  39. unlimited license for use and redistribution of the executable program 
  40. provided that it is not sold for profit, either as is or as part of another 
  41. product. Charges to recover the cost of duplication and distribution are
  42. permitted. MacPPP is offered "as is"-neither Merit nor the University of 
  43. Michigan make any guarantees about the performance or reliability of the 
  44. software.
  45. MacPPP2.0.1.Jの使用条件は上記に準じます。つまり転載自由です。
  46. 但し、転載される場合はその場所をメールでkkudo@lib.bekkoame.or.jpまで
  47. 教えてください。
  48.  
  49. ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ MacPPP2.0.1J 変更記録 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  50.  
  51. 今回分の追加/変更
  52. "2.0.1.J6.5" 96/03/31
  53. 1. 「スピードメータ」にピーク表示を加えた
  54.   最高値を表わすために、うすいグレーで表示されます。
  55.   Macがリスタートされるまで有効です。(ディスクアクセスが発生するとたまに
  56.   大きな値が表示されてしまいます)
  57.  
  58. 2. 「スピードメータ」の目盛を2段階にした
  59.   平均速度が5000bps以上になると64Kbpsまでの目盛に書き替えられます。
  60.   5000bps以下になると再び32Kbpsまでの目盛に戻ります。
  61.  
  62. 3. RASのコールバックの「電話番号指定」のオプションもサポートした
  63.   サーバー側の設定で、一人のユーザーに対して「事前設定番号」をセット
  64.   するか、コールバックする番号をクライアント側から指定させるかの
  65.   どちらかの選択が可能ですが、今回からこの両方に対応できるようになりました。
  66.   但しWindowsNT RAS サーバーは今の所、両方を同時に一人のユーザーに対して
  67.   サポートできません。
  68.   コールバックの電話番号は設定ダイアログで予めセットします。
  69.   Macintoshを持ち歩き、毎回異なる外出先電話番号にコールバックさせるのに
  70.   便利です。
  71.  
  72. 4. RASのコールバックオプションが増えたので新たにダイアログを追加した
  73.   コールバックオプション(上記)の指定/優先の設定とコールバック番号の指定、
  74.   ACCMのバグ対応、コールバックディレイの設定などの項目を新たに
  75.   「WindowsNT RAS Server互換」と言うダイアログにまとめました。
  76.  
  77. 5. RASのコールバックで、コールバックまでのディレイ時間を指定可能にした
  78.   コールバックシーケンスのやり取りが終わった後、サーバーが電話をかけ直して
  79.   くるまでのディレイ時間を指示することが出来ます。
  80.  
  81. 6. OpenTransport1.1で問題となっていた再接続を可能にした
  82.   OTに対応したので、再接続が出来ない不具合が解消されました。OT1.1は
  83.   ローカライズされたSystem7.5には1.1b16が対応しているとアップルの情報
  84.   があったので現時点で出回っているSystem 7.5 Update 2.0ではテストして
  85.   いませんが、多分動くのではないかと思います。私は1.1b16 で68Kマックで
  86.   テストを行いました。今までのMacTCPでも動作します。
  87.  
  88. ☆ 前回までの変更記録 ☆
  89. "2.0.1.J6.4" 96/02/10
  90. 1. 「お読みください」をOsakaフォントに変更した
  91. 2. Hard 切断, Soft 切断を統合、自動接続/手動接続オプションに変更
  92.   コントロールパネルに「自動接続/手動接続」ポップアップが追加されました。
  93.   自動接続はアプリケーションがMacTCPをオープンするとコントロールパネルの
  94.   「接続」を押さなくても、自動的にリンクを繋ぎます。
  95.   手動接続はこれを許さず、リンクのオープンは必ずコントロールパネルからの
  96.   操作を必要とします。
  97.   接続中に「自動接続/手動接続」を切り替えると、一旦切断しますので注意して
  98.   ください。また手動接続にした状態ではMacをリスタートしても手動でなければ
  99.   接続しません。(接続モードは保存されます)
  100.   切断については今までどうり、どちらの場合でも切断ボタンを押すか、切断タイ
  101.   マーにより切断されます。
  102.   (これは「MacPPPが突然ダイアリングを始める」と言う現象への消極的な対応
  103.   策でもあります)
  104. 3. RASによるコールバック(CBCPプロトコル)のバグを修正
  105.   CBCPプロトコルのRFC-Draftに記述されている、サーバーからのコールバック
  106.   の形式のリストに複数の選択可能項目があった場合、正しく応答していなかった
  107.   部分を修正しています。これは、あるメーカーさんのRAS対応のサーバーで問題
  108.   になったため対応を行いました。
  109.   WindowsNT RAS Serverは現状(3.51)ではこの「リスト」に複数の選択可能
  110.   項目を持たないため、今回の修正に影響しません。(しかし、次も見て下さい。)
  111. 4. コールバックの時のWindowsNT RAS サーバーのバグに対応
  112.   これは上記の3.の問題とは全く別物です。ある日わたしの環境のNTサーバーをアップ
  113.   グレードしたら起こった問題です。以前から問い合わせがいくつかありました。
  114.   現象としてはコールバックを使用し、サーバーから電話がかかって来たあとしばらく
  115.   して接続が切れてしまう。という状況です。
  116.   原因は、実は信じられないのですがコールバックモードの時サーバーからマック方向の
  117.   フレームがRFC-1662に記載されている非同期のHDLCフォーマットに準拠していない
  118.   為です。(具体的には、ACCMのデフォルト値はRFC-1548によれば0xFFFFFFFFであ
  119.   るのに0x20以下のデータをエスケープせず、まるで0x00000000であるかの様にその
  120.   ままで送っている)ちなみにマックからサーバー方向は準拠している様です。
  121.   コールバックを使わなければこの問題は起こりません。
  122.   このバグはMicrosoftによって後に直されるかもしれません、(そりゃそうだ)
  123.   そのときは今回の対応方法がまた必要なくなってしまいます。(困ったもんだ)
  124.   問題が起こるサーバーのバージョンは少なくともWindowsNT 3.51と3.5の一部?と
  125.   思われ3.5についてはちょっと良くわかりません。
  126.   WindowsNT Workstation(多分Win95)もこの様なスペックに「合わせて」ある
  127.   ようです。
  128.   で、とりあえずコンフィギュレーションダイアログの「ACCM初期値のバグに対応」
  129.   というラジオボタンをチェックする事によってこの問題を回避できます。
  130.   (このボタンをチェックすることによってMacPPPはコールバックの時だけ一時的に
  131.   ACCMを0x00000000にセットしてネゴシエーションを開始するという、相手に無理
  132.   やり合わせた変態行為に出ます)
  133.   サーバー側のバグが直ったら、ボタンをチェックしない様にしてください。[:-(|) 
  134. 5. 68881 FPUが必要なくなった
  135.       >>68020 CPU, 68881 FPU 以上が必要となった。
  136.   >>コンパイラのオプションを変更。少しパフォーマンスが上がりました。
  137.   >>(68000 CPUの方はもういませんよね)
  138.   と前回変更しましたが、68881が必要であるのはよくないので今回は68020 CPU
  139.   以上は必要ですが、68881 FPUは必要ないようにコンパイルオプジョンをセット
  140.   しました。
  141. 6. コネクトスクリプトにリトライ機能を付けた
  142.   コネクトスクリプトで文字列待ちのタイムアウトが発生した場合(どこの行でも同じ)
  143.   にスクリプトを任意の行番号(1〜12)から、指定回数だけリトライを行うようにした。
  144.   リトライ回数(0〜255)と行番号の入力フィールドが増えています。
  145.   これは、物理的な回線が接続された後更にログイン操作が必要なシステムの場合に
  146.   PPPのポートがビジーではじかれるケースがあるようなので、対応したものです。
  147.   因みに説明すると判りにくいですのでダイアログを見てください。
  148.   (具体的なご要望はNiftyのPPPサービスのケースの様です)
  149.  
  150. "2.0.1.J6.3" 95/12/18
  151. 1. リダイアル中に、何度もイニシャライズ処理をするのを一度だけに修正。
  152.   この為、見ていて、やかましくなくなりました。
  153. 2. 接続の完了をチャイム音で知らせることが出来るようにした。
  154.   この為、聞いていて、ちょっとやかましくなりました。
  155.   (気に入ったサウンドに入れ替えてもいいかも 'PPP'の'snd ' ID=128)
  156. 3. 「MacPPP 状況」のダイアログをモードレスにした。
  157.   一応モードレスにしましたが、あまり意味はないかも知れません。構造上の問題
  158.   で単にウインドーが動かせるだけです。(ファインダーなどのアップデートが起
  159.   きませんが、いまのところどうしようもありません)
  160. 4. 68020 CPU, 68881 FPU 以上が必要となった。
  161.   コンパイラのオプションを変更。少しパフォーマンスが上がりました。
  162.   (68000 CPUの方はもういませんよね)
  163. 5. インストール時の「シリアルポートのイニシャライズエラー」を修正。
  164.   (前回から直ってました)
  165.   と言うことです。
  166.  
  167. "2.0.1.J6.2" 95/11/11
  168. 1. ダイアリングシーケンスのタイミングを調整可能にした。
  169. コンフィギュレーションダイアログの電話番号の下のほうに付けました。「ディレイ」
  170. という設定で、単位は1/60秒です。シーケンス全体のタイミング調整ができます。
  171.  
  172. 2. 128文字を超えるログインメッセージを受信するとハングしていたのを修正(今度こそ)。
  173. 今度こその項目。かなり長い文字列が来るとなぜか時間がかかってしまいますが、タイム
  174. アウトを長めにしてください。窓の中に期待する文字が表示されているにもかかわらず
  175. タイムアウトと言われるときはその典型例です。
  176.  
  177. 3. モデム初期化&コネクトの各スクリプトを12行にした。
  178. これも要望に応じて追加しました。(これ以上はもういいかな?)
  179.  
  180. 4. プログラムで最初に送っていたATZをやめた。
  181. SUPRAモデムをお使いのみなさん、「初期化スクリプト」の最初に次のように追加して
  182. ください。
  183.  
  184. X 送出   ATZ        X 改行
  185. X 送出   ¥d¥d¥d
  186.  
  187. この意味は、「ATZ+改行を送信して、”3秒待ち”を送信する」(つまり3秒待つ)です。
  188. ちなみに、ATZ¥d¥d¥d はまちがいです。(改行の前に3秒待っているから)
  189. それなら、ATZ¥r¥d¥d¥d が正しいです。(¥r は改行を送ります)
  190.  
  191. 5. コマンドが間違っていたとき本来ならERRORが返ってくるが表示されない、を修正。
  192. 窓には期待している文字以外は表示されなかったのをすべて表示するように修正しました。
  193.  
  194. "2.0.1.J6.1"
  195. 1. モデム初期化スクリプトに標準的な値をプリセットした。
  196. 新しい構成を作成すると、すぐに構成画面に移り、初期設定値がセットされたダイアログ
  197. が表示されます。必要に応じて変更して使用してください。
  198.  
  199. 2. 特殊スクリプト文字のヘルプをつけた。
  200. 同上のダイアログに特殊文字の意味の説明をつけました。(バルーンやガイドでない
  201. のがダサイですが)
  202.  
  203. 3. ダイアリングシーケンスのタイミングを若干遅くした(モデム互換性)。
  204. 約50%ほどゆっくりさせて、モデムの互換性を考慮しました。
  205.  
  206. 4. Microsoft WindowsNT3.5のRASサーバーを相手にしたコールバック接続を可能にした。
  207. RASサーバー側には使用するユーザー名に対応したコールバックの電話番号を個別にセット
  208. する必要があります。サーバー側で「事前設定の電話番号」という名前で構成できます。
  209. このタイプのコールバックシーケンスのみをサポートします。
  210. また、RASの設定の一部は「レジストリエントリー」にフラグで書かれているため。変更
  211. する必要があります。REGEDT32.EXEでRASの「クリアーテキストを含む任意の認証を
  212. 受け付ける」設定にしてください。詳しくはシステム管理者に尋ねるかRASのヘルプを
  213. 参照すれば設定できます。これはMacPPPがCHAPをサポートしていないためです。
  214.  
  215. NTのコールバックプロトコル(CBCP)のスペックについてのRFC Draftに関する情報を提供
  216. していただいた Narendra Gidwani (Microsoft), Steve Cobb (Microsoft),および
  217. cclark@CNRI.Reston.VA.US 氏に感謝いたします。
  218.  
  219. 5. 128文字を超えるログインメッセージを受信するとハングしていたのを修正。
  220. MacPPP状況のダイアログに表示される文字数は128にしてあったが、255文字まで表示
  221. 出来るように修正した。(修正されたと思う)
  222.  
  223. "2.0.1.J6.0"
  224. 1. モデム初期化シーケンスを複数行にした。
  225. モデムの初期化の文字列を複数設定する必要がある場合、今回からはコネクトスクリ
  226. プトの様に設定することができます。(Express Modemで発信規制を解除して使って
  227. いる方とか)モデムからの"OK"(大文字)を待つように設定してください。その他
  228. コネクトスクリプトのダイアログと使い方は同じです。
  229.  
  230. 2. ダイアルプリフィックスを変更可能にした。
  231. ATDT、ATDP、ATDCその他色々あるようですので、いっそ設定可能にしました。
  232. 0発信の方とか、Dコマンドの前に設定コマンドを書く方にどうぞ。
  233.  
  234. 3. 一時的に使用しない電話番号をセット可能にした。
  235. 「あるモデムが応答していない」、「この番号は調子が今悪い」という事が良くあり
  236. ますね。そんなときはチェックボックスを外してダイアルすればその番号は、リダイ
  237. アルシーケンスに入りません。
  238.  
  239. 4. ダイアル中にキーボードからアボート出来るようにした。
  240. 「MacPPP 状況」ダイアログのキャンセルをキーボードから出来るようにしました。
  241.  
  242. 5. ポップアップメニューをシステム7対応にした。(System7でなければ動きません)
  243. うちわの話ですが、こうしたのでSystem7以降でないと動きません。
  244. (いまさらSystem6はいいか)
  245.  
  246. 6. ポート名、自動切断、LCPエコーを個別設定側に移した。
  247. コントロールパネルのConfigPPPに「セット名」として、設定を集約しました。
  248.  
  249. 7. コールバック式の接続で"RING"のリザルトコードをエラーとしないようにした。
  250. 現在、コールバック式の使用形態に対応しようとしています。とりあえずリクエスト
  251. のあったコールバックダイアラーでコールバックの電話番号やIDを先に伝えるタイプ
  252. の方式に対応したものです。今後、他方式も含めて一般的にインプリするつもりです。
  253. とくにWindowsNT3.5のRAS Serverを考えてます。
  254. (どうもRFC1570ではない独自方式CBCP?らしいのですが、詳しい方おりますか?)
  255. NTのコールバックは自分の会社でやりたいと思っていますが、これが出来ればいい
  256. なと思う方メール下さい。励みになります。
  257.  
  258. 8. 平均伝送速度と、瞬間伝送速度の表示を行うようにした。
  259. おまけ。モデム間の通信速度より瞬間速度が大きくなることがあるのは、ポート速度
  260. が速く、データ圧縮が効いているときがある為です。(それと測定誤差もある)
  261. 瞬間速度は1秒ごとに計ってます、平均速度はコネクトしてからのバイト数と時間
  262. で計算しています。
  263.  
  264. "2.0.1.J5.0
  265. 1. 電話番号の制限を撤廃
  266. オリジナルとのコンパチビリティーを維持するために、電話番号の文字数とキャラクタ
  267. の種類にJ4.0から制限が付いていました。(18文字で"0123456789T(),W-")
  268. しかし、TAを利用する方やクレジットコールをする方からの要望が多く、なんとか
  269. これを今回のバージョンから廃止することができました。
  270. 新しい制約はオリジナルと同様で「42文字まで」のみです。
  271. プリファレンスファイルが新しくなりましたので、設定のやりしをしてください。
  272.  
  273. 2. またまた外観の変更。
  274. 私の趣味により外観を変えました。
  275.  
  276. "2.0.1.J4.6"
  277. 1. 前回の4.4の「中止ボタンを押したあとフリーズする」のバグ修正です。
  278. 多くの方々のご協力をいただきました。ありがとうございました。わたしのマシンでは
  279. 再現せず、かなりてこずりましたが、皆さんからの情報で究明できました。(実は、
  280. 現物なしでのデバッグは大変でした)
  281. ご協力いただいた、方々(敬称略)
  282.           今野洋介    jupiter@st.rim.or.jp□
  283.           Kuroki Hiroshi,     kuroki@ss.tokyo.asahi-kasei.co.jp
  284.           Akihito Nakamura    | E-mail     chun@pisces.bekkoame.or.jp
  285.           吉越敏郎 | binbou@st.rim.or.jp
  286.           y_oku@ppp.bekkoame.or.jp (Yuichi Oku)
  287.           tokunou@mix.or.jp
  288.           gomi@st.rim.or.jp
  289.           awano@ppp.bekkoame.or.jp/CXJ05612@niftyserve.or.jp
  290.           tokunou@mix.or.jp / tokunou@st.rim.or.jp
  291.           kkita@can.bekkoame.or.jp
  292. その他にも多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。
  293.  
  294. 2. リダイアルのシーケンスのバグがあり、これを修正。
  295. リダイアルの回数と間隔を共にゼロにしたとき、「無制限で即時リダイアル」の
  296. スペックのつもりで作りましたが実際には「番号1」だけを無制限にリダイアル
  297. し続けてしまいます。また、イニシャライズストリングを2回ずつ(良く見てな
  298. いとわかりにくい)投げていたようです。これらを修正。
  299.  
  300. "2.0.1.J4.4"
  301. 1. リダイアルに、回数と間隔の制限を付けられるように追加。
  302. 2. 「発信規制ルール」に従うモードでダイアルを行うことも出来る様に変更。および
  303. 状況表示を追加。
  304.  
  305. 上記二つについては、コンフィギュレーションのダイアログに「リダイアル回数」と
  306. 「リダイアル間隔」を追加しました。
  307. 「リダイアル回数」は、電話番号の1番から順次ダイアルするごとに一回とカウント
  308. されます。1〜4までのリダイアルで4回、と言う意味になります。0回を指定する
  309. と無制限と解釈します。リダイアル回数を超えた場合、「MacPPP 状況」ダイアログは
  310. 終了します。
  311.  
  312. 「リダイアル間隔」は、その番号がビジーやNO CARRIERであったとき、次にダイアル
  313. されるまで最低限、指定された秒数はダイアルしません。60の指定で1分間はその
  314. 番号はスキップされます。0秒の指定では即時リダイアルします。指定された4つの
  315. 電話番号の識別は番号自体ではなく、1番〜4番の中のテキストで見ていますので、
  316. 同じ電話番号を違う場所に指定しても違う場所に電話していると判断します。
  317. (あたりまえか?)
  318.  
  319. モデム側が、発信規制に対応しているかどうかは、関係がありません。モデムが
  320. DELAYEDやBLACKLISTなどで返す「残り待ち時間」を見ているわけではなく内部の
  321. Macの時間で動作します。
  322.  
  323. 「リダイアル回数」と「リダイアル間隔」が両方とも0であるとき、今までのバージ
  324. ョンと同じ表示や動作を行います。
  325.  
  326. この機能は、もともとExpress Modemが、発信規制でBLACKLISTを返している最中に同
  327. じ番号でダイアルコマンドを送ると、モデム側のタイマーがリセットされてしまい、
  328. いつまでたっても規制が終わらないため、これに対する対策の意味もあります。
  329. Express Modemはこの様に動作すると言うことを報告されています。
  330. ちなみに、私のモデム(Microcom)はコマンドで指定された番号ごとにタイマーを持っ
  331. ているため、そうはならない様です。
  332.  
  333. また、一般的にダイアリングを行うソフトには大抵付いている機能と思われたので追
  334. 加しました。
  335.  
  336. "2.0.1.J4.3" (95/6/xx) テスト用非公開バージョン
  337. 1. PAPによるオーセンティケーションのバグを修正。(オリジナルからのバグでした)
  338. PAPによるオーセンティケーションを行うサーバーと、スクリプトによってログインを
  339. 行うサーバーの複数のサーバーの構成を交互に使用した場合、PAPをサーバーから要求
  340. されていないのにもかかわらず、PAPのユーザー/パスワードを要求するダイアログが
  341. 現われる。(変数のイニシャライズ忘れ)
  342.  
  343. "2.0.1.J4.2" (95/6/19) テスト用非公開バージョン
  344. 1. スープラモデム対応。
  345. 初期化の時、
  346.  A. ATZの送出
  347.  B. 2秒まつ
  348.  C. ATE1V1の送出
  349.  D. 初期化ストリングの送出
  350.  E. 1回目のダイアル
  351.  F. ビジーの時Bから再開
  352.  ...
  353. の様に変更。
  354. 2. ダイアルコマンドの'T"を利用可能にした。
  355. 電話番号は1個につき下記の文字が最大18文字までに制限されます。"0123456789T
  356. (),W-"。つまり、0〜9, "T", 左括弧, 右括弧, 大文字のW, マイナス記号, カンマ記
  357. 号。(これ以上の文字数が入力された場合は切り捨てられ、これら以外の文字が入力さ
  358. れた場合はすべてマイナス記号に置き換えられます。)
  359. 3. ダイアログレイアウト変更。
  360. 4. シリアルポート名検索一致条件のバグを修正。
  361. シリアルポートに日本語名と英語名が混在し、さらに文字数が等しいとき、正しく識別
  362. できなかった。
  363. これを修正。
  364.  
  365. "2.0.1.J4.1"    (95/6/4□)
  366. 1. 構成ダイアログのポップアップメニューの二項目「ポート速度」と「フロー制御」
  367. のメニュー名が表示されないミスを修正。単純なミスです。機能面の追加変更はありま
  368. せん。
  369.  
  370. "2.0.1.J4"    (95/6/3□)
  371. 「機能の追加/変更」
  372.  今回のリリースでオリジナル版から損なわれていた機能をほぼリカバー出来たと思わ
  373. れます。
  374.  
  375. 1.  他のアプリケーションとのコンパチビリティーを改善
  376. 「Mac PPP Timer 1.2 や PPPfloater1.1 などと仲良く動かない。タイマーがスタート
  377. しない。
  378. 95/05/14 from 鈴木 尚人          naos@st.rim.or.jp さんより またその他多数の
  379. 方々より。
  380.  
  381. これはその他QuickeysやMacPPP Controlも同様」
  382. という問題を修正しました。PPPfloater1.1, Mac PPP Timer 1.2, MacPPP Control
  383. などと共に動作するようになりました。ご意見や調査頂いた方々に感謝いたします。なお
  384. Quickeysについては当方にありませんので、動作状況をお知らせいただければ幸いで
  385. す。(プリファレンスファイルのフォーマットと他のアプリケーションが参照する内部
  386. の構造体にも変更を行っております、参照する構造体のサイズを合わせるため、コンパ
  387. イラーの構造体のアライメントをデフォルトから変更し、また4個の電話番号を1個分
  388. の領域に詰め込むため、バイナリーでパックして保存する必要がありました。これによ
  389. り電話番号は1個につき下記の文字が最大18文字までに制限されます。"0123456789 
  390. (),W-"。つまり、0〜9, スペース, 左括弧, 右括弧, 大文字のW, マイナス記号, カン
  391. マ記号。これ以上の文字数が入力された場合は切り捨てられ、これら以外の文字が入力
  392. された場合はすべてマイナス記号に置き換えられます。)
  393. 2. 「BLACKLISTED NUMBER : ExpressModemの再発信間隔違反エラー」に対応。
  394. BUSYと同じ扱いにしています。しかし ExpressModem 環境がないためチェックをして
  395. いません。
  396. 動作状況をお知らせいただければ幸いです。
  397. 3. リダイアル時にもイニシャライズストリングを送るように変更。
  398. 4. その他。ウィンドーの大きさを若干小さく修正。
  399.  
  400. "2.0.1.J3"    (95/5/21)
  401. 「機能の追加/変更」
  402. 1.  モデム初期化文字列の最初が"AT"で始まっている場合は、"AT"を送らずに初期化文
  403. 字列を送り出し、"AT"で始まっていない場合は、"AT"を送ってから初期化文字列を送り
  404. 出すロジックがうまく機能していなかったのを修正。ATありでもなしでも動作する様に
  405. なったと思われる。
  406. 2.  プリンターポートを使用してモデムを接続しているとき、オープン出来ない状況が
  407. ある。これを修正。
  408. 3.  モデムのリザルトコードが出来る限り表示され、モニターが可能な様に修正。
  409. 4.  ソフトクローズとハードクローズボタンを復活。ソフトクローズはクローズされた
  410. あとアプリケーションからのTCPのオープン要求があった場合、再びPPPリンクを自動接
  411. 続し、ハードクローズはそれがあっても自動接続はせず接続ボタンをクリックを要する
  412. というオリジナルの仕様どうり。
  413. 5. 接続時間の秒表示およびオートディスコネクトの残り時間秒表示をConfigPPPに追
  414. 加。オートディスコネクトは秒の表示に改めた。プリファレンスを上書きさせるために
  415. いったんオートディスコネクトの設定をやり直してください。表示方法の工夫は時期
  416. バージョンJ4での課題。ディスコネクト後にここに大きな数字が表示されることがあ
  417. るが今後見直し予定。
  418. 6. 電話番号4個のダイアリング順序に不正あり。たとえば3個まで設定し、3番目が
  419. ビジーだと3番目だけをリダイアルし続ける。これを修正。
  420. 7. その他小さな修正。
  421.  
  422. "2.0.1.J2"    初公開バージョン(95/5/14)
  423. 「機能の追加/変更」
  424. 1. 電話番号を4個までセット可能。 一つ目がビジーなら次へダイアル。同様に1から4
  425. までを繰り返す。
  426. 2. 一分の発信規制に対応したモデムが"DELAY"を返したとき、エラーとせずにビジーと
  427. 同じ扱いにした。
  428. 3. "NO CARRIER"を返したとき、エラーとせずにビジーと同じ扱いにした。(一部のISDN
  429. のTA対策)
  430. 4. "CONNECT"メッセージの次の一語(one word)を表示するようにした(大抵はスピード
  431. の数字になる)。
  432. 5. 自動切断機能の時間選択(分数)を変更した。
  433.  
  434. "2.0.1.J1"    非公開バージョン
  435. 「外見の変更」
  436. 1. アイコン、ダイアログのカラー化。メッセージやメニューの日本語化。
  437. 2. ダイアログキャラクタリスティクスの変更。
  438. 3. オリジナル版で使用されていたコンパイラの言語仕様からマイグレーションし、 
  439. 一部コードを変更。
  440.  
  441. =======================================================================
  442. すべての機能を様々なモデム及び様々なMacintoshでテストしているわけでは
  443. ありませんので、正常に動作しない事があります。
  444. たくさんの方々からレポートやご意見をいただいております。かなりの人数になってきてお
  445. りメールの返事が遅れがちになっていることをお詫びいたします。
  446. 問題を発見していただいた方々やご意見また調査にご協力をいただいた方々に感謝いたしま
  447. す。
  448.  
  449. このプログラムはいつもニュースグループの"fj.binaries.mac"に最新版がポストされます。
  450.  
  451. 工藤 清仁
  452. ご連絡はメールで kkudo@lib.bekkoame.or.jp まで。
  453. =======================================================================
  454.